
【依頼事由】
IPO準備を進める中で、専門的なノウハウと実務リソースの両面が不足していたことから、N-2期からN-1期への移行期に合わせてご依頼をいただきました。
特に海外子会社の管理不備が大きな課題となっており、現地法人の決算内容を本社側で十分に確認できる体制が整っていませんでした。
また、国内本社の業務委託先から上がってくる実施結果を精査できるリソースの不足や、製薬原材料の育成フローに紐づく原価計算の実態把握が間に合っていないなど、連結決算の正確性を保証するための体制構築が急務となっていました。
【支援内容】
管理部長取締役と連携し、国内外の決算精度を高めるためハンズオン支援を実施しました。
海外子会社に対しては、現地の担当者と直接コミュニケーションを図り、月次決算の結果を継続的に確認できる管理体制を構築。日本本社においても重要科目のレビューを行い、証憑の入手漏れが確認された際は速やかに報告・改善を促すことで、勘定科目の透明性を高めました。
実務面では、業種特有の複雑な原材料育成フローを詳細に把握し、関連して発生するコストが漏れなく適切に集計・按分されているかを精査・整理しました。
こうした実務の実態に即した着実な改善により、証憑管理の健全化を図りました。
【成果】
現地の連携を通じて得られた知見を既存の規程等へ反映し、IPO審査に耐えうる社内環境づくりに貢献。定量情報の適切性を維持し、審査に対応できるだけの強固な経理体制を整備しました。
当社では、専門的な知見が必要な論点に対してもハンズオンで現場に入り込み課題をひとつずつ丁寧に解消いたします。IPO審査に耐えられる管理体制の確立に向け、クライアントに寄り添い伴走してまいります。


